利用におけるデメリットってある?太陽光発電を取り入れる時の注意点


設置に掛かる費用が高くなることがある

自宅で使う毎月の光熱費を少しでも安く抑えるために太陽光発電の設置を考える人が増えています。太陽光発電にはメリットがたくさんある反面、気を付けなくてはいけない点も多く、その一つが工事費用です。場所やパネルの大きさなど条件によって多少の違いはありますが、太陽光発電の設備を設置するには100万円近い費用が必要となります。地域によっては自治体から補助金が支給されるケースもあるとはいえ、数十万円近い出費は避けられません。導入する前にどの程度の金額になるかを確かめておくことが大切です。

定期的なメンテナンスによるランニングコスト

太陽光発電の装置は一度設置してしまえばそのまま使い続けられるのが特徴ですが、機械である以上は定期的なメンテナンスをしなくてはいけません。メンテナンスは5年に1回が目安と言われていて、これにはいくらかの費用が掛かります。そのほか、太陽から照射された紫外線を家庭用の交流に変換するパワーコンディショナーと呼ばれる部品は15年程度で新しく交換しなくてはいけません。パワーコンディショナーの交換に掛かる費用は数十万円程度です。そのほか、台風や地震などの災害で設備が壊れた時は修理が必要となるので、こうしたランニングコストを計算しておくことが重要となります。

パネルの枚数分の重量が掛かる

太陽エネルギーの蓄電率は、紫外線の照射量とパネルの枚数で違いが出ます。枚数に比例して蓄えられる量も増えますが、その分だけ重量による負担がかさむのは否めません。パネルの重量で屋根が歪む、穴が開くといったトラブルが起こるケースもあるので、設置をする前に施工業者に確認しておくことが大切です。

太陽光発電の価格と一口に言っても、パネルや電池の値段、設置費用、生産電気の販売価格と指す内容は様々です。補助や制度の変更などで、身近なものになりつつある単語でもあります。

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